大学時代に修得しておきたいウェブ知識

情報化社会において、ウェブ知識があるのとないのとでは社会人になってからの仕事における影響の差が大きなものとなります。

IT系の教養科目のなかでは、表計算やワード、あるいはプレゼンテーションの際の基本的操作などを修得することが多いですが、それらのパソコン操作とインターネット上でのウェブ知識はまったく別のものです。

ウェブ上にある情報を効率よく収集して的確な判断を下し、さらに、実際の仕事に生かすにはそれなりの技能が必要となります。今まではWordやExcellなどのオフィスツールを使いこなすことに主眼がおかれていましたが、それらはウェブ上のツールでも無料で利用できる時代になってきています。

むしろ、facebookやソーシャルネットワークでのウェブツールの使い方を修得する方が、実際のビジネスにおいては役に立つ方が多いというのが実際のところです。これらは大学の授業では教えてくれるものではないですので、独学で修得する必要があるものと考えております。

ブログでの情報発信のススメ

ブログというのは、インターネット上で気軽に情報を発信できる簡単なウェブサイトのことです。
ブログの作り方は簡単で、個人の大学でのサークル活動から企業サイトにおけるスタッフブログなど、いたるところで毎日のようにページが作成されています。

最近は、社会人になってから担当する部署でのブログ更新を指示されるということも多いようです。
けれども、何気なくと更新したブログの記事が炎上し、会社の商品の不買運動やブランドイメージの低下など、会社に莫大な損失をもたらす可能性もあり、日常的に記事を作成していないと思わぬトラブルに発展するケースもあります。

芸能人ブログの場合は実際に投稿する前に事務所によるチェックなども入るようですが、いったん投稿してしまった記事は削除したとしても急速に拡散していきますので、注意深く記事を作成する必要があります。

そのような意味でも、学生のうちから日常的にブログを更新して慣れておくことをオススメします。
ブログ比較をしてみると、無料でも利用できるブログサービスがたくさんあります。

企業サイトにおいては、たいていはCMSなどを利用しての更新になるはずですが、記事投稿やコメント、トラックバックなどの記事については、無料ブログでも基本的に違いはありません。
定期的に文章を書いていないと、支離滅裂な内容となってしまうこともありますので、日常的に定期的に更新しておくことをオススメします。

アフィリエイト広告によるウェブ収入は自然な行為

ネット上で公開されているウェブサイトは、アフィリエイト収入などの何らかの経済的な利益のために運営されていることが多いです。
アフィリエイトというのは、ウェブサイト上に広告を掲載して収益を得る方法のことですが、クリック広告や成果報酬の広告などさまざまな種類があります。

一般的に、comドメインは商業目的、orgは非営利目的、govは政府機関などの使い分けがあり、政府系や教育機関のサイトでは広告が掲載されていることはあまりありませんが、インターネット上の大多数を占めるcomやnetドメインのサイトでは、何らかの広告が掲載されているケースがほとんどです。

訪問者側からすると、広告が掲載されているウェブサイトというのはあまり印象がよいものではありません。
けれども、もしアフィリエイトによる収益を得るシステムがなければ、有益なウェブサイトの多くはなくなってしまうことだろうと思われます。
サイト運営にかかる費用と時間、そして労力をかけてまで、あえて面倒くさいことをするような人はそれほど多くはないものです。

また、たとえ無料ブログで作成している場合でも、運営サービス側で収益を得るシステムがあればこそ、ユーザーが無料で利用することができているのです。
ですので、ウェブサイトを作成した際に広告を掲載することはとても自然な行為ですので、何ら抵抗を感じる必要はありません。
けれども、第一義的には訪問者はコンテンツを求めてやってくるのであって、アフィリエイト広告はあくまで2次的なものです。
広告だらけのウェブサイトにはせずに、アフィリエイト比較をして、訪問者にとって役立つ広告を掲載することをおすすめします。

インターネット通販における個人情報の管理

安全対策上、インターネット上には個人情報をできるだけ登録しておかないというのは基本的なことですが、ネットショッピングを利用する場合は、クレジットカードや住所、電話番号などを入力しなくてはいけません。

このうち、メールアドレスや氏名ぐらいならそれほど問題ではありませんが、クレジットカード情報が流出した場合は番号だけで悪用される可能性もあります。
また、「メールアドレス+パスワード」の組み合わせについても、ほかのサービスでも同じように登録しているケースが多いですので、第三者によって不正にログインされてしまうことも考えられます。

銀行のインターネットバンキングの場合は、何重にもパスワードが設定されているので、メールアドレスやパスワードなどが流出しても問題ないケースもありますが、通常のウェブサイトの会員登録の場合は、メルアドとパスワードだけの簡単な組み合わせのみの場合が多いですので不正にログインされてしまう可能性もあるわけです。

これらの個人情報が流出するパターンとしては2通りのパターンが考えられます。
ひとつは「自分で流出させてしまう」パターン、そしてふたつめは「登録先が流出させてしまう」パターンです。

自分で流出させてしまうケースとしては、フィッシングサイトで個人情報を入力してしまうケースあります。
迷惑メールなどで有名なサイトとそっくりに作成されたページへと誘導され、そこで自ら個人情報を入力してしまうものです。
あるいは、パソコン内で保管している個人情報がファイル交換などでネット上に流れてしまうケースも多いですが、それらを利用していない場合でも、パソコンを修理に出した際に流れてしまうこともあります。

そのようなことを防ぐため、サイトのURLやSSLページの確認してから入力するように気をつけたり、パソコンに人情報を保管しないなど、何らかの対策をしておくことをオススメします。
また、万一、クレジットカード情報が流出した場合にそなえて、できるだけポイント決済で購入するようにしたり、デビットカードなどを利用するようにした方がよいでしょう。

perlなどプログラミング言語の習得

ホームページを作成するだけでしたら、プログラミング言語の知識は必要なく、htmlとcssの知識だけで簡単に作ることができます。
けれども、htmlとcssだけでは訪問者によって要求されたファイルを表示することだけしかできません。
入力された情報によって動的に応答するには、CGIなどのプログラムを利用しなければなりません。

アフィリエイト広告によるウェブ収入を得るだけでしたら、サイトを作成すればいいだけですので、htmlとcssの知識だけでもかまいませんが、ビジネスとして何らかのウェブサイトを立ち上げる場合、perlなどのプログラミング言語の知識があった方が可能性の幅が広がります。
プログラミングの学習については、ある程度まとまった時間がないと修得するのが困難ですので、できるだけ学生のうちに取り組んでおくことをおすすめします。

簡単なプログラムを走らせることからはじめて、徐々により複雑なものを実行していくようにすると自然に覚えることができるはずです。
その際、実際にサーバー上で動かしてみるのが一番わかりやすいはずですので、レンタルサーバーを一台かりておくようにしましょう。

アフィリエイトにおいては、SEO対策によってアクセスを稼げばそれなりの収益が発生しますが、CGIを使っているかどうかは検索順位にほとんど関係がないため、プログラミングそれ自体によって収入に直結するようなことはないかと思います。
けれども、お小遣い稼ぎ以上のウェブ収入を得る際には、やはりperlなどの修得は避けて通ることができません。
たとえ外注するにしても、価格が適正かどうかを判断するにはある程度の知識が必要になります。

実際にサーバー上で走らせながら、楽しみながら取り組むようにするとよいでしょう。

SNSによる実社会にもとづいたネット交流

SNSというのはソーシャルネットワークサービスのことです。
匿名ではなく実名を公開する点に特徴があり、同じ趣味や趣向、出身地や地域、学校や職場、業界など、何らかの属性のあった人同士でつながりを持ってコミュニティーを形成するのに便利です。
代表的なSNSにはfacebookがあり、日本でもmixiなどが会員制サイトに人気が集まっています。

ブログやホームページの場合はほとんどが匿名での公開となりますが、匿名の場合は不特定多数にアプローチできるという利点があるものの、実社会にもとづいたつながりを構築するには向いていません。
ブログなどでも実名やプロフィールなどを公開することができますが、他のユーザーはたいてい匿名ですので、つながりやコミュニティーを形成することができないのです。
また、信頼性という点においても、匿名と実名の場合では大きく違ってきます。
そのような意味で、コミュニティーを形成するには実名で公開した方がはるかに利点があり、それに特化したサイトがソーシャルネットワークサービスということになります。

実名は実社会とつながっているので、SNSを利用することにはある程度のリスクも伴いますが、職場や学校、地域などにもとづいたつながりをネットで持つには非常に便利なツールといえます。

ウェブマーケティングのススメ

オンライン上で商品を販売して利益を上げるには、オフラインと同様、市場調査などのマーケティングリサーチやプロモーションによる販促活動が重要です。
単に、サイトを立ち上げて商品を並べているだけでは、ウェブ上で思うような売り上げを確保するのは困難ですので、戦略的に取り組む必要があるのです。

けれども、企業経営者の大部分にとって、ウェブサイトというのはとりあえず公開しておくだけのものといった認識であることが多く、会社案内などの情報を公開するだけといった使い道がメインであることが多いです。
インターネット上での取引が急激に増加している現代にとって、実際にウェブ上から利益を確保するという本格的なマーケティングをしなければ、今後は乗り遅れることになるでしょう。

例えば、電子書籍などの分野ですが、大型書店がどんどん減少していき、オンライン上でのウェブ取引に置き換わるだろうという予測がされています。
この流れは書籍だけに限らず、実店舗上で購入できるものは、ウェブ上のオンライン取引でも同様に購入できるようになってきているケースが多いので、ウェブ取引を販売ルートの単なるおまけとみているのか、メインの一部門と見ているのかによって、企業の利益にも大きく関わってくることになるのです。

そのためには、SEMやSEOなどのウェブ知識の習熟が必須となります。
ターゲットとする顧客を効率的に集客するには、キーワードによるSEO対策やリスティング広告によるプロモーション、ニュースリリースや提携サイトでの販促などが必要となりますが、これをより効果的に押し進めるためには、企業内における担当者の総合的なSEMスキルを育成していくことが求められているのです。
プログラミング言語の習得などと同様、これらのマーケティングの知識も学生時代に習得しておくことをおすすめします。

サイト運営とステルスマーケティング

消費者に広告と分からない状態で宣伝することを“ステルスマーケティング”、あるいは単に“ステマ”と言われています。
いわゆる「やらせ」や「サクラ」という意味ですが、商品やサービスの人気度を意図的に作り出すことで実際の商品の評価よりも高くみせかけ、結果的に売上につなげていく手法のことです。このステルスマーケティングが問題となっているのは、サイト訪問者である消費者が「広告や宣伝とわからない状態」で商品やサービスを訴求されている点にあります。

例えば、著名人がブログで使用してもいない商品を訪問者に宣伝したり、あるいは口コミ掲示板などで人を雇って意図的に高い評価の書き込みをするなどが該当します。往々にして権威の高い学者や芸能人、あるいは人気ブロガーや口コミ掲示板など、信頼性や知名度の高い人に宣伝を依頼するほど評価の信憑性も高まり、結果的に商品の売り上げにつながるという利点があるわけです。

一般的な広告の訴求効果としては、広告と明確に分かる状態で宣伝するよりも、口コミでの宣伝の方がはるかに反応がよいわけですので、大なり小なり、ステルスマーケティングを行っている企業も多いです。

一方で、ウェブサイトの運営者が商品を実際に利用し、本当に素晴らしいと考えてご紹介しているのだとしたら、グレーではあるけれどもセーフであるという風潮があります。やらせではなく、運営者が実際に良い商品と考えてご紹介しているわけですから、この場合は訪問者をだましているわけではないので、ステルスマーケティングとは意味合いが違ってくるのかもしれません。

この点、グレーかセーフの違いは、運営者が本音で良い商品と考えているかどうかという、いわば心のなかの倫理の問題になってしまいます。ですので、サイト運営者側としても高額な報酬には惑わされず、違和感のあるご紹介やレビューはきっぱりとお断りする勇気を持つことが大切です。「訪問者との信頼関係」と「広告主からの報酬」の間でいかにバランスをとるかがサイト運営の重要なポイントとなってくるでしょう。

レンタルサーバーの比較情報

インターネット上で何らかのウェブサイトを作成する場合は、ホスティングサーバーの確保が必須の要素となります。
けれどもホスティングサーバーを自前で管理するのは困難なため、専門の会社が提供している"レンタルサーバー"を借りてくるのが一般的です。

このレンタルサーバーを借りる際、大きくわけて"個人向け"と"法人向け"の2種類があります。
個人のホームページで利用する場合は価格の安いものやCMSなどのオープンソースの利用できるかなどが重要な要素です。

一方、法人が利用する場合は、セキュリティーや稼働率といった面に着目してより安全に利用できるものを選択するとよいでしょう。
特にショッピングモールなどのウェブサイトの場合、決済システムの導入に伴うSSL機能やメール配信システムの構築も必要となってくるため、それなりのスペックが要求されてきます。

ただ、レンタルサーバー会社によっては利用できるリソースが制限されているケースもあります。
動画や画像を大量に使用する場合やアクセス数が多いウェブサイトの場合、一定の転送量を超えるとサイトが表示されなくなるケースもあるので注意しまよう。

ウェブサイトを作成する際はレンタルサーバーと伴にドメインの取得も必要となってきますが、必ずしも利用しているホスティングサービスと同一の会社で取得する必要はありません。
ドメインの取得とサーバー契約は別々でも利用できるケースがほとんどです。
たいていは取得したドメインにレンタルサーバー会社から指定されたネームサーバーを設定することで対応できます。
それぞれ利用しやすい会社で契約するのがよいでしょう。

オールドドメインによるサイト作成の利点

更新期限を迎えたドメインは、そのまま登録情報が削除され、誰にでも取得可能なオープンな状態になりますが、そのような以前に誰かが使用していたものは中古ドメインと呼ばれています。さらに、年代の古いタイプのものはオールドドメインなどと呼ばれていますが、新規に取得したものよりもSEO効果が高いため、高額な値段で取引されることもあるのです。

オールドドメインを使ってサイトを作成する利点は、このSEO効果にあります。
新規にドメインを取得する場合と比較すると、運営年齢や被リンク数など、得られるメリットが多いため、有用なものは高値で取引されるケースも多いのです。
SEO対策の知識がない場合、サイトをリニューアルした後、以前に保有していたドメインを放棄してしまう方も多いですが、301でリダイレクト設定をしていた際は、そのまま保有し続ける必要があるので注意しましょう。

オールドドメインは人気が高いですので、それ専門の知識がなければ、自分での再取得は不可能に近いものと思われます。特に、リニューアル前に構築していた被リンクが多いドメインの場合、いっきにアクセス数が減少してしまうケースが多いです。
この点、企業やある程度のウェブ知識のある方でも、誤解している方が非常に多い傾向にありますが、リダイレクト設定していたリニューアル前のドメインを放棄した場合、すべてリンク切れ(404エラー)となります。
リンク切れとなってしまった場合、被リンクは失われますので検索順位が下落する可能性が高いのです。

オールドドメインの相場は高い傾向にありますので、年代の古く、高ページランクの場合は、数十万円程度で取引がされるケースもあります。もし、第三者に取得されてしまった場合、高額な費用を用意しても譲り受けるのは困難となるかもしれません。うっかり更新するのを忘れてしまった場合、費用はかかるものの、請戻猶予期間のうちにレジストラに再登録の申請した方がよいでしょう。